殺陣教室368@「語感でアイロニー」#993

昨日は殺陣教室。

選挙の投票などで公民館はどこも取れず、区のスポーツセンターの広い武道場を利用しました。色々な団体が一度に使用するため、あまり取りたくはなかったのですが、背に腹は代えられず・・・。

武道場から、「うりゃ~!せいや~!」と、あからさまなリアルな武道者たちの声に、小さいころから武道や格闘技に明け暮れてた僕としては、懐かしく居心地のよい声でありますが、我が道場生達はその異様なまでの緊張感に

本物じゃん!怖い~!

を連発してました(笑)たぶん普通に社会人をやられてる方で週末に体を鍛えてるんだろうなぁと。素敵ですよね。一生懸命に取り組んでる姿は。

殺陣をやってる団体も3つぐらいありましたね。帰り際にヨンパチ道場四年の最古参戦うIT社長古川君が、

四年やってきて、今日琥太郎さんが言ってた、誰よりも大きく速く美しく力強く動け!という意味がわかりました。今日初めて琥太郎さんの所来て良かったと思いました!

と、言われ

おそっ!四年かかって今日が初めてかよ!

と、笑いながらボディブローを入れときました(笑)他の稽古とか団体見たことないからなんだろうけど。外国暮らしの長いハリウッド進出を目論んでるウイットロックさんも

琥太郎さんの殺陣や振り付けは、エレガントですよ。

と。

昨日は皆さんやけに俺を褒めてくれました(笑)親子みたいなものなのかもしれませんね。中にいると理想を高く持たされ鍛えられまくって時たま心が折れそうになってる道場生達も、その理由がふと外を見ると

やかましく細かい駄目だしありがとう。

に変わるのかなと(笑)お父さん、離れてみてようやくあなたの愛情に気付きましたってやつ(笑)。芸事になると厳しくなる僕ですが、その理由が表現する者の探究心とお客さんに金を払って見に来てもらうという大義と。そこを失っちゃいかんのですよね。それほどに日本の現状が、もしくはユルさが癒しとすり替えられ、表現者としての身体性の品格と誇りをなくしてしまってる証拠なんじゃないかと。

日本のサムライに憧れと尊敬を抱いてるのはむしろ外国の方で。それがゆえに、柔道でも空手でも相撲でもチャンピオンは外人になってるんですよね。身体能力もさることながら必死で学ぼうとする欲があるんですね。

いつしか、袴を履いて誰よりも上手い日本の殺陣を操る外国の方が出てくるかもしれません。島国根性よろしく。あそこの流派は駄目だ。などと、流派を貶し合ってる下らないレベルを止めたほうがいいんじゃないかと心底思います。問題は流派ではなく、鍛えられてない身体操作だったり根本的な所のような気がします。少なくとも道場の先頭を行くものは失敗してもいいから進化を模索していくべきなんじゃないかなと思います。

僕も勉強しなきゃいけないことはまだまだたくさんあります。

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