あだ名@「語感でアイロニー」#992

小学生の時のあだ名は不思議である。というより、名前から飛躍しすぎてとんでもないあだ名に変わっていることがよくありますよね。更に面白いのが、今やいっぱしの社会人であり役職についてる人もいるだろうし、たぶん普通に「○○さん」「○○課長」などと呼ばれている人であろうとも、小学生の時のあだ名で呼ばれると

なに?

と、素直に返事をしてしまうパブロフの犬状態の可笑しさたるや。

特に特筆すべきは

健ちゃん

と、元は呼ばれてた名前の人達ね。結構、この名前は親しみやすく下の名前で呼ばれやすいのだが、学年に多くいるせいか、例えば広島の前田健太のように「マエケン」とか、歌手の小沢健二のように「オザケン」などと苗字と名前の合体系で呼ばれることが多い。我が学年も「建ちゃん」が多すぎて、各々がとんでもない飛躍のあだ名になっていることを上げておきたい。

「うえはらけんじ」と言う奴がいて、彼もまた「うえけん」から出発したのですが、彼の場合は不運にも当時「名犬ジョリー」というアニメがあり、「名犬」を超えていつのまにか、全く原型を留めていない

「ジョリー」

になってしまっていることであります。もはや、本人もなんの不思議もなく

なに?

と、返事をしてしまうのであります。正にパブロフの犬状態なのです。きっと彼は会社では「上原さん」と、呼ばれてるはずであり。しかしながら同級生を前にすると「ジョリー」なのであります。

なんでお前、ジョリーなんだよ

と、皆で爆笑した事あるのですが、彼曰く

浜ちゃん(俺)が付けたんじゃん!

と、直訴してました。彼は僕らにとっては一生「ジョリー」なのであります。「ジョニー」でも「ジュリー」でもなく、「ジョリー」なのであります。

もう一人「むらのけんいち」と言う奴がいて、彼もまた「むらけん」からスタートして音楽の時間に民族音楽の「ケチャ」と言うのを聞いて「建ちゃん」に聞こえることから彼はその日から「ケチャ」と呼ばれることになり。他の人が聞いたら

ケチャップ好きだから?

と、質問を受けそうなほどであり。彼もまた、

ケチャ

と、呼ぶと

なに?

と、返事をするのであります。それとは別に当時焼肉のたれのCMで「ジャン」と言うのがあり、彼はそのモノマネが上手く。気づいたら彼は、本名杉山なのにもかかわらず、あだ名が「ジャン」を超えて

たれ

になっている次第で。

たれって!

なんつうか、語感が各々半端ないわけでして。

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