どの職種でも集中力は必要であります。
それは表現者でも同じであります。が、しかし。ここに大きな落とし穴があるような気がしまして。
よく、役に集中するという言葉を頻繁に耳にします。でも、その集中は自分だけの視野の狭くなる集中の仕方をしているようにしか思えない時がよくあります。いわゆる
一人相撲
と、揶揄される演技です。身体を観ればそういう人は、顔面と肩ラインに凄い力が入っちゃってるんですね。で、それが集中してる事だと思い込んじゃってる。だから、周りが全く見えなくなってる。本当に集中すると言う事は、周りがクリアーなくらいに雑音から人の動きまでが見えるということでありまして。普段はそうやって生きてるからなのです。仲いい友達が調子悪そうだったら
大丈夫?
と、声掛けますよね。一人相撲をしちゃう人は、
ではただそこにいて、ただ感じてセリフを言ってみて
と、言うと今度は「ただそこに居ようと、ただ感じよう」と言う技術的な一人相撲を始めちゃう。
もう一人の自分が自分を客観視出来てないとも言えるのだが・・・。
宮本武蔵の五輪の書での「観」と「見」との差は言い得て妙だなと思う今日この頃。
指導と言うのは難しいと本当に思う。喉まで出かかる言葉を押し殺して、どういう風に言えば解かってもらえるか。
明日も頑張ります。いい意味で集中しながら(笑)