いやあ。井上対ドネアの試合痺れましたね。本当にいい試合。細かい所の技術までは分からないけど、お互い右ストレートと左フックのカウンター狙い。踏み込んだジャブだと右のクロスを合わせられるので、踏み込みの角度を変え、スエーで避けるみたいな。仕掛けの間合いの息詰まる攻防。傷一つ負ったことがないモンスター井上が序盤から目を切り、鼻からも出血し、あんなに追い詰められた井上は初めて。老いたとは言え、ドネア恐るべし。あの左フック相当見えずらい角度から放たれるんだろうな。なんせ、
フィリピンの閃光
だからね。カッコよすぎるよね。昔は、右ストレート打ったら右足気出てオーソドックスでもサウスポーでもない、とにかくヤバいボクサーのイメージで。井上がそこを封じたのか、年齢で戦い方を変えてったのか分からないけど。コンマ何秒の打ち終わりを狙うって、素人からしたらそれだけですごいわけで。
そして、日本人栄光のバンダム級は、アジア人で激戦区でもあり。忌々しい過去とドラマとリスペクトと。古くは、辰吉と西岡に立ちはだかったウィラポン。
ポン
って、可愛い語感からは程遠い強さ。時代を経てようやく、長谷川がリベンジ。ドネアも西岡に圧倒して勝ってたし。井上が目を切った時、このバンダムの歴史が蘇り、ハラハラしたけど。世代を超えたね。これで、井上は世界で活躍するだろう。もう出てこないようなモンスターぶり。世界にはドネアクラスの化け物がまだまだいるだろう。楽しみだね。