今、三か月の殺陣のワークショップの仕事をしているのですが。女子が全体の八割を占めてる珍しい感じで。日いずる国のナデシコ達が必死に殺陣をものにしようと稽古してます。現場に出るためになるべくオーソドックスなやり方や色々な刀の振り方等を見せる。僕が現場で経験した振り方を袈裟斬り。刀をたたんで振る袈裟斬りはもう絶滅危惧種で。胴斬りで至近距離で斬るやり方までは出来る人は何人かいるけど。袈裟斬りはもういないだろう。なので、やる必要もないのですが、芸の一端を見せておきたく。不思議な。やる必要はないと言った超至近距離の袈裟斬りが受講生には一番心に残ってるらしく。
終了後、一人の生徒が、あの至近距離で当てない袈裟斬り。私にもやって下さい!
と、言われ。びゅっとやったら
きゃああ。当たってない!
と、嬉しそうに叫んで。それを、機に。
私も斬って下さい!
と、意味不明な行列ができ(笑)次々と至近距離で刀をたたむ袈裟斬りを。
きゃあああ。
お前ら、どMか!
と、笑わせ。まあね。うちの道場生でも、何年やっても誰も出来てない技であり。ほんの少し自慢気味に言うと、
芸です
と。でも、若い頃、電柱に向かって50本毎日やって、一度でも当たったら、1からカウントし直すと言うマイルール。マイゲームをやって。幾度となく職質されたり通報されたりした下らない青春時代であったことをこっそり報告し、そんな人生を歩まないで下さいと、こちらもこっそり忠告し、皆に笑われて気持ちよく終了。
また来週。ヨロシクね