怪物復活へ@「語感でアイロニー」#1019

2020年のオリンピックにレスリングが無くなると言う衝撃。

またかよ。

そう思ってしまうのは僕だけでしょうか。スキーのジャンプも水泳のバサロも柔道もソフトボールも日本が多くメダルを取ると何かが動く。欧米中心にスポーツが動いてるのだとしたら悲しいですよね。

WBCはどうなるのでしょうか。侍ジャパン三連覇目指して頑張ってほしいなと思います。

さて。

そんな中、「平成の怪物」と言われた松坂がインディアンズとマイナー契約しましたね。年俸がレッドソックス時代の10分の1。仮に日本復帰したとしても大型契約を結べたはずである。

2年前に肘の手術で昨年は1勝止まり。正念場のメジャー7年目の今季。

手負いの怪物を突き動かしたのはイチローへの執着心。

「ここでイチローさんと対戦するために手術をして戻ってきたと、改めて思った」

西武時代のルーキーの年にイチローから3打席連続三振を奪い、「自信が確信に変わった」18歳。
あれから15年が経過し、今度はイチローを介して不安を自信に変えようとしている。

松坂のイチローへ対する過剰な思い入れ。それは、プロ野球黄金時代の残像のようなものだ。過剰なライバルストーリー。

メジャーのマスコミやファンはこういうストーリーにはドライだろう。勝利至上主義。正しい。本当に正しい。正しすぎて余白がない(笑)

だが、松坂はそのライバルストーリーをメジャーにもぶっ込んだ。

現在、日本の投手の中で誰が一番いい投手か。もちろん誰もが知ってるダルビッシュである。しかも、彼はまだまだ進化するであろう男である。

90年代の終わりに野茂の時代が終わり、松坂の時代になり、00年代の終わりに松坂の時代が終わり、10年代にダルビッシュの時代へと変わっていった。

本来であれば、マー君の時代となるはずだったのだが・・・。ずんぐりむっくり体型の剛速球派の系譜ね。

だが。逆に言えば、今ダルビッシュになくて、松坂が持っているものは己の野球人生をぶっこめる打者の存在だろう。

「日本のエース」の看板を降ろし、メジャー契約も年俸も失った。

残った物はただ一つ。15年前と同じ。

目の前のバッターボックスに立つ「イチロー」だけだ。

彼はイチローというフィルターを通して、全盛期の自分の姿を見ているのであろう。

平成の怪物。松坂。逆襲のストーリーはここから始まる。

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