てば@「語感でアイロニー」#548

養成所終わりに食べた西武の手羽先。

うまっ!ガルル~!

本日は夜に殺陣教室の受講生である福田さんのお芝居を観に王子まで。

小劇場では今時珍しく重厚な作品のアプローチの仕方。台本も完成度が高く、演出も乱歩の屋根裏をイメージしたようなセットと縄を有効に使ったりとアングラの匂いがして、個人的には好きなテイストである。それゆえに役者へ突きつけられた存在感という名のハードルは相当高いだろうなぁ。

福田さんの世話焼きなおばさんの役とあのシーンは面白かった。優しさで呼んだつもりの祈祷師がインチキという切ない図式。

ちなみの世間からは木刀を毎日振りまわしてる体育会系筋肉馬鹿のようなイメージがあるであろう私も実は学生時代日本文学を専攻しており(笑)

同期にもはや脚本業界屈指の男、盟友古澤良太もいますしね。古澤はつげで卒論。俺は太宰で卒論。古澤は卒論でも優秀賞ですから。俺はと言うと、教授を大爆笑させただけでした(笑)

太宰治とポール牧(ドーランの下に涙の喜劇人)。という、テーマ(笑)。もう、滅茶苦茶でした。論文ではなく、ただの私論でした。とほほ。

なので、個人的には楽しめた。横溝も出てきてたし。

ただ、もう少しこの時代の作家が持つ破滅へ向かってく狂気じみた演技が出せれば、最後の嫁のシーンももっと効果的になんだろうなぁと。壇一雄じゃないけど「火宅の人」。乱歩の業と言おうか。孤独と焦燥。胸を締め付けられるくらい掻きむしられたかったかな。

12月に出る客演先の台本でもあるんだけど、業を背負って狂ってくシーン。これやれる俳優って一握りだろうな。相当命削って体当たりに創っていかないと、空回りするというか演技してる感が満載になってしまうから。俺じゃなくて良かった(笑)ハードル高すぎるだろ。

さて、すっかり登山の面白さにハマった私、お借りした新田次郎の「孤高の人」を読んでます。

明日も養成所殺陣指導。頑張りまっしょい!

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