先日、結婚式に行って参りました。
先月に続き、サンデーお呼ばれ。夕方より道場があるので、スーツを着てるにも関わらず、浴衣だ袴だ足袋だの大荷物。
スタイリッシュ感ゼロである。手ぶらだろ。手ぶらに憧れるぜ。華の都大東京。
もうね。大荷物だから、俺の所作だせーのな。野暮ったいのな。田舎から慌てて駆けつけて来た感満載なのな。「北の国から」の田中邦衛扮するかぼちゃ持って東京に慌てて出てきた、黒板五郎感半端ないわけです。
純ぅ~ん!ほたぁ~る!
みたいな。しかも、場所は白金。ザ・芸能界。受付に行くと、列席者の
気品オーラ
が、半端なく。本人達の人柄もあってか、百人近い列席者。気品が一人二人いるぐらいなら
あの人、綺麗だなあ。
であろうが、気品オーラが百人集うとそれはもはや、
狂気
なわけで。宝塚オーラ半端ねえ。絶対電車では見かけないオーラだもの。男性陣も貴公子。王子様の集い。解るだろうか。ご理解頂けるだろうか、この孤独感。場違い感。ここは結婚式場ではなく、公家や皇室のサロンではなかろうかと思わずにはいられな空気感。思わず、気の弱い僕は、脱兎の如く受付も済まさず、喫煙所に逃げ込み。表に
野武士。立ち入り禁止。ストップ!野武士!
の札が出てないだろうかと確認してしまい。例えば、それは同じ芸歴に近いにしてもだ。歌やダンスでお客さんを魅了してきた二十年と、稽古を含め何千、何万と人を斬って斬られて、血塗られた世界に二十年生きてきた人間の質が、こうも空気感として違うものかと我ながら可笑しくなり。
結婚式披露宴て、祝いたいから何も考えずに「出席」に丸をしちゃうけど。知り合いが出席するかどうかなんて当日まで連絡などしないもので。もうね、
野武士、カンタービレ
状態で(何がだ。語感だけだろ。)
ガタガタ震えながら、タバコを吸ってると、知り合いが遠くから見えて。もうね。本当に、田中邦衛感。遠くから手を振り
純ぅ~ん!
と、大声で叫んでしまい(嘘だけど)。知り合いが
琥太郎!
と、爆笑しており。俺は、
来てくれたんかぁ~い!寂しかったよぉ!
と、自然と邦衛モノマネ全開になってしまい(本当)。野武士、きゃんきゃん足にすりすり纏わりついてしまい。そんなこんなで、バージンロード。
所作完璧。恐るべし宝塚。背筋ぴ~ん。ほんとね、舞台観てるみたいな感じだったよ。美しかったね。またね、皆で歌う讃美歌がさあ、歌に自信ある人たちが揃っちゃってるから、聖歌隊よりデカい声の大合唱で。思わず、笑ってしまったよ。
また、よせばいいのに、神父が大げさで。本業相手に何やってんだと、厳かな雰囲気にまた可笑しく笑ってしまい。そんでもね、やっぱ、泣いてしまうのよね、バージンロード。
本当に人柄がよいお似合いの夫婦。ラスト、感動しちまっただよ。運命に導かれたような二人。
末長くお幸せに。